我々とお客様をつなぐ「お酒」についての知識

Posted on 5月 27, 2017 in 本社

みなさん、こんばんハロー。
記念すべき第一回はお金のお話でしたが、今回はテーマをガラッと変えて我々の仕事には欠かせない「お酒」についてお話していこうと思います。半分ぐらいゴーストライターが書いていることはショナイです。

第二回「お酒って何?美味しいの?美味しいに決まってるじゃん!」です。

さて、ワタクシ達が毎日のようにお客様へ提供しているお酒ですが、お酒の定義とはなんでしょうか。

日本の酒税法によると、お酒とは「アルコールを含んだ飲料の総称で、アルコール1度以上の飲料は全て酒類に分類される」 とされています。

つまり、「酒」と一口に言っても様々な種類がありますが、要はアルコール飲料はすべてお酒なのです。
ご存知の通り、ビールから日本酒、ここ数年我々の中で流行っている?テキーラなどのスピリッツ類、それぞれに特色があることは言うまでもないですね。
それらすべてをひっくるめて「酒」なのです。

つまり、お酒のことも語りだしたらキリがないぜ!というわけです。
なので少しずつ少しずつ、面白そうな話題を提供できればなと思っております。

で、今回はおおまかに酒の原料や製法、味の違いなどについて書いていこうと思います。

 

洋酒や日本酒、中国酒など様々なお酒がありますが、「酒」は大きく分けると三つに分かれます。
「醸造酒」、「蒸留酒」、「混成酒」という分類です。

まず、醸造酒。
醸造酒とは、穀物や果実を原料として発酵させたものを指します。ビールやワイン、日本酒などがこの代表格ですね。ビールは麦を、ワインはぶどうを、日本酒はお米を発酵させて作られています。

この醸造酒はアルコール度数20度以下のものがほとんどです。つまり原料の特徴がよく表れた酒と言えますね。最近のブームである日本酒などは特に顕著で、米の種類や精米度合、発酵方法や使用する水などによって様々に変化します。

 

次に蒸留酒。
「スピリッツ」とか「酒精」などと呼ばれています。蒸留酒は原料を発酵させ、アルコールと水の沸点の違いを利用して加熱することで、成分とアルコールを原料液から分離させたものです。イメージできますでしょうか。
原料を発酵させるところまでは醸造酒と同じです。そこからギュッと美味しいところを取り出したものが蒸留酒なのです。
つまり、ビールを蒸留すればウィスキーになりますし、ワインを蒸留すればブランデーになります。

ちなみに我々の大好き?なテキーラの原料は「竜舌蘭(リュウゼツラン)」という植物です。植物も煮たり蒸したり色々するとお酒になるんですね。ちょっと脱線しました。

 

最後に混成酒。
混成酒は読んで字のごとく、です。つまり先に説明した醸造酒や蒸留酒をベースに、風味を加えたものを指します。風味の加え方は原料を混ぜたり、漬け込んだりとさまざまです。
醸造酒をベースに作られたものにはサングリア(ワインにフルーツ)やベルモット(ワインに香味)などがあります。

あ、そういえばみりんも醸造酒(日本酒)ベースの混成酒ですね。大学生の頃、安い日本酒を買ってみんなでわいわい飲んでいたんですが、ふとお酒のボトル裏を見たときに「みりん」と書いてあって衝撃を受けたことがあります。でも今回これを書くにあたって勉強していてわかりました。

だいたい一緒です。

しかし調べていてわかったんですが、みりんを飲用にするために焼酎を加えてアルコール度数を上げた「本直し(ほんなおし)」「柳蔭(やなぎかげ)」なんてものが存在するそうですね。
ちょっと飲んでみたい…けど、ダレトクで作っているんでしょうか。。。
ちょっと脱線しすぎました。

蒸留酒ベースの混成酒は総じてリキュールと呼ばれ、多種多様なものが作られています。カシスやカンパリ、カルーアなどはよく耳にすると思いますが、ミントのリキュールや、なんと卵のリキュールなども存在します。

 

こうしてみてみるとお酒の世界は本当に広くて深いですね。
次回からは一つ一つをもう少し掘り下げて書いていきたいと考えております。

 

ご清聴ありがとうございました。